Re Another Life

アニメや音楽に始まり哲学など

モーレツに教会に行きたい

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想像上の教会(歌って踊れ!)

 

キリスト教を信じ始めたわけではありません。このまえ花火大会で4人くらい見たし。これには次のような理由があるのです。

 

それはズバリ「哲学の理解のため」です。哲学史を順に学んでいて痛感したこと。それは「哲学の発展と宗教が切り離せない」ということです。
 
というのも中世辺りの哲学者たちは神学を学びそれを土台に思想を練り上げます。そうすると、その哲学者に影響を受けた次世代の哲学者の思想には、また宗教の要素が入り込んでいます。これが積み重なった結果、現代日本でぬくぬく育った僕にはどうしても文章だけでは理解できない部分が出てくるのです。
 
教授に聞いても「肌感覚の問題」と切り捨てられますし……

 

 そこで実際に肌で触れてみようという事です。なぜこんな記事を書いたのかというと正直、自分が急に宗教に目覚めることが怖いからです。世間的には哲学にハマることと大差ないんでしょうが。次の記事では哲学にはまることと宗教(厳密には神学)にはまることの違いを哲学擁護の意味を込めて説明しています。では

藁の楯 普遍的な悪としての殺人


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金曜ロードショーで最近やっていたのを見ました。内容としては殺人の被害者遺族が10億という大金を犯人にかけ日本中が殺人犯の敵となるというものです。殺人犯の警護にはSPを含む5人が当てられ彼らの殺人犯移送の過程が展開されます。

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なんで哲学やってる人ってメンヘラっぽいの?という疑問

メンヘラっぽい人が決まってハマってしまう三大分野には「心理学、宗教、そして哲学」がある。

 

1つずつその理由を考えていく。

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哲学の歴史を追う3  この世は不生不滅

ずいぶん間が空きましたが第三回です。哲学史の勉強は何とか続いており現在は何の発展もなかった「暗黒時代」として片づけられる中世の哲学を学んでいます。

 

今回は順番に沿って神人同形論を批判したクセノパネスや決して無視できない影響力を持つピュタゴラスを取り扱うつもりでした。しかし前者はそんなに書くことがなく後者はのちに大きく取り上げようと思うので、今回はパルメニデスについて紹介します。

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