形而上学 教授に聞いてみた
教授と話していて神とか始原的な話になったので、この機会にいろいろ聞いてやろうと特に興味がそそられることや疑問に思ったことを投げかけてみた。
質問1
僕「アメリカの科学者は神を信じてる率が高いそうなんですが論理的思考の果てにそんな結論に達してるんですかね?ていうかキリスト教的な神人同形論に沿った神なんですかね?」
教授「まあ宗教の国だから論理的に考えた結果というより基礎的な習慣にもとづいた考え方なんだと思います。なんとか辻褄を合わせている(つまり「神がいる」というのは前提でその後に論理的証拠を見つけて来る)のではないでしょうか」
外の猫「フシャーーーッ!!!」
質問2
僕「神というか第一原因は存在しなくて、最初から世界は存在する、という説は考えられないんでしょうか?」
教授「ん?」
僕「つまり世界は無から有になったのではなく最初からあった。誰も世界を作りはせず、ただそこに有るだけという仮説です。この場合「最初」という概念は使えなくなります。同様に「無」という概念もありえません。いわば「無の概念」が「無い」のです。どうでしょう?」
教授「有が存在する以上、対概念である無が存在するのは必然です。なので、それはちょっと違うかもしれません」
僕「じゃあ私たちの目線での「無(消滅)」を認めるのはどうでしょう?というのも水が蒸発しても目に見えない気体になるだけで消滅したわけではないように、「無」という概念は私たちの狭い認識でしか現れずに実際には誤謬だというのは?」
教授「対概念の重要性はここでは語りきれませんね。」
研究室の山積みの本「ぷーん(古本特有のいい匂い)」
質問3
教授「就職どうするんですか?こんな学問に就職先なんかありませんよ。」
僕「」
教授「お金持ちの女性に養ってもらうのはどうでしょう」
僕「はい!」
教授「本気にしないでください怒」