プレゼントしたい本というテーマのセンスの良さ
今週のお題「プレゼントしたい本」
あまりにも文章を書くという作業から離れていたためリハビリがてら「今週のお題」を使って文を綴らせていただきます。
まずこのテーマについてですが、すごく絶妙なラインを取っていると思います。これが仮に「プレゼントしたいCD」であったらさあ大変。好みの押し付け合いの大渋滞が容易に想像される。
音楽となると「これおすすめ、(今すぐ)聴いてみて!」の時代である。「聴けばわかる」と誰もが勘違いしているので、その魅力を伝える努力が払われない。しかし音楽とそれを聴く人間というのは繊細なものでその「出会い方」によって今後の付き合い方というのが大きく違ってくる。
「町でふときいたあの曲」「好きなアーティストから辿ったあの曲」「半ば強制的に聴かされた謎の曲」たとえ同じ曲であったとしてもずいぶんと印象が変わってくるはずだ、、、、、、、、
音楽の話にそれてしまったがそれに対して「本」というのは「読書」という極めて能動的な態度が求められる。だから紹介する側にはそれなりに熱意が必要だし、自分の好みの押し付けであってもそれなりに効果的な文言が期待できるというものだ。
※なお同じような理由でゲームのレビューなども結構あてにしてもいいと思っている。
さてテーマの偉大さに感動した、という事を長々と述べたところで本題である。ヴィトゲンシュタインとかニーチェとかいってビビらせたいところだが正直さっぱりな上に、ここ1年というかなり長い期間をとって見ても読破した本は指で数えられるまでもない冊数なので漫画をお勧めしてしまいたいと思う。
ここからうんたらかんたら600文字ほど使ってBlack Lagoonやら星新一の紹介をしてみたのですが、読み返したところあまりに生産性のない文章であったのでボツにいたしました。
いやー、やはり文を綴るのは難しい。