まず第一に(2があるのかは分からないが)洋楽は邦楽と比べて「純粋経験」をより深く早く感じ得るものだ、ということです。
まだ分かりにくいですね…音楽でいうと「ここのメロディがどうのこうの…」と御託を並べる以前のなにも考えずに「いいなあ…」と自然発生的な段階のことを言う(と自分は理解しています)
そんな、純粋経験を感じ易いのが音楽においては邦楽よりは洋楽であるというのがここでの主張ですがその具体的な要素を上げていきましょう。
1,歌詞における即時理解の有無
簡単な話、初めて聴く曲のメロディだけならまだしも歌詞を堪能しようとすることは前述した純粋経験を妨げる最大の要因となるでしょう。
その点、洋楽は歌詞を理解するorしないという所謂should以前にできるか、できないか(can)の言語の壁が立ちはだかります。
この要素は一般的には洋楽が避けられる理由と捉えられていますが、発想を変えればなにも考える必要は無い=純粋経験といういささか単純で皮肉な結果となります。
2,歌詞解釈の幅
またこんど