Re Another Life

アニメや音楽に始まり哲学など

Mad Max(1979) 感想 眠い

1979年公開の初代Mad Maxを見ましたので感想を。この作品といえば見たことはなくても世紀末ヒャッハーな世界観を持つ映画というイメージがありますね。

しかし実際のところ視覚的には、ただの外国の田舎でした。近未来的な箇所も今を生きる私には見つからなかったし当然古い映画なのでむしろノスタルジックな雰囲気を感じることのほうが多かった。

さて映画の感想ですが「くっそつまらん」です。低予算で作ったからこそのアクションを楽しめ?実際に走るバイクの上に乗せたカメラの映像がイカす?悪いが全然そんなことは感じなかったし、興奮もしなければ嘲笑さえも起きない。ただただ眠かった。

あと一つ感想があるとすれば「弱いものが嫌いになる」ですね。危険な目にあったばかりなのに単独行動するマックスの妻は死んでもしょうがないと思うし不快な泣き声をビャービャー散らす赤ん坊にはもっと腹が立った。

もしかしてこれが製作側の意図する通りであったなら「弱肉強食」を表現したMad Maxはその世紀末というアイデンティティーを存分に表現できているわけですね。全然面白くなかったけどね。