少し前に恐ろしいほどの勢いを見せた「ご注文はうさぎですか?」…は置いといて国際交流を主のテーマとした「金色モザイク」は素晴らしかった。
可愛らしい少女達が元気にいちゃつく。それだけで受験で紙やすりのようになった自分の心には癒しであった。
しかし、そんなオアシスに鋭い指摘をするツイートが見かけられた。
「偏差値の低い馬鹿女どもを見て喜ぶなんて哀れなもんだ」
と、こんな感じである。よくよく考えてみると彼女らの言動はおよそ常人には考え付かないものばかりである。
まず日常会話が成り立たずおかしい(可笑しい)事になっているのは常であり、明らかな百合要素は、ほんわかな雰囲気で誤魔化しているがまるで盛った犬である。
以上のことより前述した批判ツイートは概ね正しい。
しかし、それらの実態を目の当たりにした上で哀れであると、思うのは人それぞれである。というのも前述で、におわせた通り、
このアニメを見ている感覚は「ペット」を愛でている感覚にかなり近い。
(概ね)期待通りに動き、主人を癒すという目的を達成する。そう考えれば彼女らの頭の悪さも常軌を逸した思考回路にも説明がつくだろう。
つまり、主人を癒すという目的を持ったこの作品に同じ目的を持って近づいたのならば、その行動と結果は大正解である。何も哀れみを受ける必要はない。
追記:「金色モザイク」に関して言えば日本文化の中にいる外国人という、これまたペットに近い要素も盛り込まれている。
なんて事も無い行動をする外国人を、微笑ま目線で見下している現状を僕は意識しなかった日はない。