Re Another Life

アニメや音楽に始まり哲学など

終物語 真面目な感想

物語シリーズの一応の終わりである終物語を見ました。ネタバレ当然有り。 物語シリーズとは、非常に冗長な会話シーンを、不可思議な背景でお送りすることを主とするアニメです。会話が主というのは珍しいもので、その人気には魅力的なキャラクターの存在が不…

宗教のことは嫌いになっても、神のことは嫌いにならないでください

タイトルに反して固い内容であるよ。長くなったので最初に流れを書いておきます。それを読んで気になった方は続きをご覧ください。 1、私たちが無宗教である理由 2、私たちが無神論者である理由 3、1と2が実は繋がっていないという事 4、神が存在する理由

モーレツに教会に行きたい

想像上の教会(歌って踊れ!) キリスト教を信じ始めたわけではありません。このまえ花火大会で4人くらい見たし。これには次のような理由があるのです。 それはズバリ「哲学の理解のため」です。哲学史を順に学んでいて痛感したこと。それは「哲学の発展と宗…

形而上学 教授に聞いてみた

教授と話していて神とか始原的な話になったので、この機会にいろいろ聞いてやろうと特に興味がそそられることや疑問に思ったことを投げかけてみた。

ブルーノがキリスト教をボコす

日記的なものです。哲学史を古代ギリシャから順に学んでいるのですが、その日学んだ知識の量が多かったり、不明瞭な理解があった場合にはここに書き散らそうかと思います。 ブルーノは喜劇作家の顔を持つ放浪哲学者です。と言っても好きで放浪していたわけで…

ルターによる教会批判の誤理解とご理解をお願いします

ちなみに答えは「リンゴの木を植える」です。RADWIMPSにそんな歌がありましたね。ウエヨオオオ↑

藁の楯 普遍的な悪としての殺人

金曜ロードショーで最近やっていたのを見ました。内容としては殺人の被害者遺族が10億という大金を犯人にかけ日本中が殺人犯の敵となるというものです。殺人犯の警護にはSPを含む5人が当てられ彼らの殺人犯移送の過程が展開されます。

なんで哲学やってる人ってメンヘラっぽいの?という疑問

メンヘラっぽい人が決まってハマってしまう三大分野には「心理学、宗教、そして哲学」がある。 1つずつその理由を考えていく。

哲学の歴史を追う3  この世は不生不滅

ずいぶん間が空きましたが第三回です。哲学史の勉強は何とか続いており現在は何の発展もなかった「暗黒時代」として片づけられる中世の哲学を学んでいます。 今回は順番に沿って神人同形論を批判したクセノパネスや決して無視できない影響力を持つピュタゴラ…

死ぬのが怖い人に勧める哲学的思考

北朝鮮とアメリカとの対立がいよいよ武力を交わらせる可能性が表面化するまでにきました。 実際に始まってしまえば日本へのミサイル攻撃も非現実的な空想ではなくなります。そんなトリインフルエンザや隕石衝突予言に敏感に反応してしまう僕から同じような性…

アメリカンサイコ 安易な「妄想だった」説を今一度考える

「イケメンでインテリで金持ちな完璧男。しかし心の奥底には殺人衝動という闇が広がっており徐々に姿を現してくる。」 今作の作品紹介はこんな感じであった。

140文字で「語り得ないものについては沈黙しなければならない」

ウィトゲンシュタイン「語り得ないものについては沈黙しなければならない」の意味。言語はその性質上、答えが存在しない問題を生み出せる。例えば「なぜタコの足は5本であるのか」など、答えを求める以前に問題に不備があることが明確なものだ。哲学の諸問題…

ゲームに飽きたという事実

幼稚園児の頃からゲームに親しんでいた。今では全く名前も思い出せないし検索してもなかなか出てこない本のようにめくれる性質を持ったゲーム機で遊んだウルトラマンのゲームが最も古い記憶である(対戦モードがあってやたら怪獣が弱く設定されている) そこか…

プラトンにムカついた、すべての人へ

人差し指である。くれぐれも間違えないように。

やはりネットにおいて他人の意見は聞くべきではないのか

ネットの海に溺れながら生活する現代人。そこで出会う人たちも大体は溺れているか漂流している。たまに大局に立って陸地から我々を見下ろす人たちもいるがこれは僅かだろう。 そんなネットの波に翻弄され続けながらも我々は同じ漂流者とコミュニケーションを…

イミテーションゲーム 唯物論への入り口

今回の記事は視聴直後の感想書きなぐり、というスタンスを取る。正確に調べる必要がある情報や概念についても触れるので、見解がふわふわしていたり、論理の導く先が間違っているかもしれないが、そこはご勘弁を。

哲学の歴史を追う2 無限への道

前回は哲学の発生という原初的なテーマを見ていきました。文字の発生によって生まれた自我が知的好奇心を宿す。それが哲学の発生でした。 今回はテンポよくミレトス学派の自然哲学者たちを見ていきましょう。彼らはミレトス学派とは別の分類であるイオニア学…

雑談 哲学が嫌われる理由

テスト勉強期間に入るとテストに関連していない物事への関心や集中力が高まるという経験を誰もがしたことがあると思う。 これは経験に基づく理論なんですがテストに関連しない物事への関心だけでなく実際に「能力」も高まっている気がする。 僕はよくオンラ…

議論しない際に気をつけるべきこと 議論と発表の違い

人と議論をするときに気をつけるべきことは多くある。感情的になってはいけないとか、相手の意見を聞くとかそういったことである。

「AIに人権を与えるべきか」という問題の判断基準を探る ドラえもんに見る「人権」

近い将来、私たちの生活の周りには今よりも随分高度なAIにあふれていると予想されます。「高品質」と表現しなかったのもしかしたら彼らに私たちと同じもしくは、それ以下の、もしくは最低限?の人権が与えられているかもしれないからです。

哲学の歴史を追う 神話知と哲学知 哲学の起源

現在進行形で学んでいる哲学史をキリのよい個所まで短くまとめて記事にしてみようと思います。説明を端折っている部分が殆どなので、もっと詳しく知りたい方は哲学の歴史(中央公論新社)シリーズを参照してください。また用語は岩波哲学・思想辞典を参照して…

あけました

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。この細々としたブログもみてくれている、みなさんがあって成り立つものであります。 ですので今年もよろしくお願いします。昨年見てくれた方は本当にありがとうございました。 さて今年の思索の方向です…

真理と習慣の構造の類似性 てか同じ?

AならばB(例:火ならば熱い)が成立する根拠とは即ち積み重なった習慣である。 100回火に手を近づけて熱いことを確認したとしても101回目には冷たく感じる可能性があることを否定できない。 しかしこの共通認識(習慣)を共有して私たちの生活、存在は成り立って…

東洋哲学的理念 を打ち砕くカサ盗難 を打ち砕く相合傘 とプラグマティズム

先日、アメリカの大学で大きな人気を博した「東洋哲学」の講義を書籍化したものを読んだ。「人生が変わる東洋哲学」とかいうタイトル通り自己啓発本的な内容だったが中々に楽しめた。

最近考えたこと メモ帳 2

・この世は正しいものだけが正しいわけではない 仮に唯物論が理論的に何の反論の余地もなく万人がそれに納得するとする。しかし日常生活の言説にはその思考方法、原理が適用されることはない。 それはどんなに理論的に正しい物があっても我々はそれを本能的…

僕たちは今「不自然状態」にいるのか?

自然状態は、政治哲学上の用語としては、政治体を構成しないバラバラの人間達が生むであろう、人間間の様子である。 自然状態とは国家の権威を神様に授けられたと理論的に根拠づける「王権神授説」を引きずり降ろす為に使われた概念である。つまり国家の権力…

「誕生日おめでとう」に対する違和感 人間の記号化

友人の誕生日が来るたびに「誕生日おめでとう」、先輩には「お誕生日おめでとうございます」、ネコには「にゃにゃにゃにゃにゃ〜❤︎」。呪文のように繰り返している自分に気がついた時、それに付随してある違和感にも気がついた。 「別にその日、それ自体を祝…

哲学的思考との折り合い

哲学的思考を突き詰めると僕らはとんでもない結論にたどり着く。 「僕らは何も知り得ない」 「僕らは存在するのか、同じ色を赤と認識できているのか、自由意志はあるのか、そして真理はあるのか」 いずれも全て知り得ない。 そんな不毛な状態で我々は日常生…

最近考えたこと メモ帳

・胃の調子が悪いと体の調子が悪くなるのと同様に、心持が悪いと体の調子が悪くなるのは当然といえる。 心身二元論の否定。唯物論への傾倒。 ・1つのものに1つの真理しか存在しないという発想の否定。「もの」は複数の何かで構成されており決して単一のもの…

マークトウェイン 機械論的人間観

「トムソーヤの冒険」で知られる楽観主義のアメリカ人作家マークトウェインは晩年にとんでもない作品を執筆する。 「人間とは何か?」である。 その中でマークトウェインは老人と青年の対話という形で人間をこう定義づける。 「人間とは自身の幸福をただただ…