ツイートしようと思ったら文字数が足らなかったのでメモがわりにこちらに置いておく。
西洋哲学史まるわかり
無知の知、この世は探求する価値がある→
イデア論、真理はこの世には無い→
アリストテレス、科学的に行こう→
キリスト教時代(中世)、科学、哲学共に進歩なし→
近世、人間は最高なので真理に到達可能→
カント、人間には限界があるが人間に応じた真理はある→
近頃本を読み、音楽を聴き、ゲームをプレイし、ともっぱらインプット作業にばかり精を出してきた。ゲームプレイがインプット的な作業なのかというのは難しいところではあるが、ゲームをプレイし感想を書くというルーティンを以前確立していた自分にとって、ゲームプレイはインプット(ゲーム体験を内に留めること)の一種として捉えられる。
続きを読む第七考察は宇宙生成論です。この考察は特に理論的な哲学というより、自然科学的です(この2つを区別することに一家言ある人は多いと思いますが)。そしてここで述べられているのは200年以上前のカント個人の仮説です。科学的知見とは基本的に時代が進むごとに正しさに近づいていくという常識的な観点から、この第七考察はカントの狙いを引用して終わろうと思います。
続きを読むカントはこの第六考察を終わるにあたって世界のうちに存在する完全性(統一性)についての哲学的説明を全五段階に分けて説明しようと試みる。これは人間の世界に対する考え方(世界観)の発展を叙述した考察とも取れます。
続きを読むカントは前考察で神を組み立て工とする自然神学の方法を批判しながらも、自然を考察するという点においてこの方法は正しいものであるとする。そこでカントは自然神学の方法を廃棄するのではなく、修正した方法を提示する。第六考察は割合長く難しいため2つに分けました。
久しぶりの投稿になりました。院試の勉強や研究計画書に追われていました。何とか合格することができたので今後はコンスタントに投稿できると思います(希望的観測)。研究計画書に沿った研究ができる気がしなくて震えています。
続きを読む人間的思考に制約された神を認めないというカントのこの考えは、「物自体」を否定して「現象」へとランク落ちさせた人間理性の批判期にも既に通じている思想です。そう考えると味わい深い。
続きを読む哲学の最も根本的な問いの一つとして「世界の始まりとは何なのか」というものがある。哲学の問題というのは、たいていのものがそうであるように数学のように定まった答えは存在しない。この問いに対しても哲学者は様々な答えを提出してきた。
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